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LOUD PARK 08 参戦記録


 ラウドパーク行ってきましたー! へっへっへ、楽しかったですよ。管理人の場合は相互リンク先の友人雨さんと一緒に10月18日の1日目だけの参戦ということで、折角だから記憶が薄れる前に記録として残してみようと思います。インドア派の管理人は何気にこういう有名アーティストが出演するライヴ観に行くのは初めてだったかな。参考になるか分かりませんけど、少しでも臨場感と熱気をお伝えして、読んでる人に楽しんでもらえれば幸いです。

さいたまスーパーアリーナへ

 管理人は石川県の金沢市に住んでるもんで、当日の朝出発じゃ11時のスタートまでに間に合わないから、前日の夜出発の寝台特急に乗って、会場には朝の6時過ぎに着いてしまいました。早朝のさいたま新都心駅、出勤するサラリーマンとか人々の流れの中に、おーいるいる、今日のライブに参戦すると思しき人々、メタラーな風貌な方、あといかにもなスリップノット・コスくん。早くもグッズ販売の順番待ちの列が出来てるし、スゲー。 自分そういえば埼玉県で電車降りるのひょっとして初めてな気がして、まだ早いから駅の周辺をウロウロ散策することにしました。埼玉県って結構背の高いビル建ってるんだな〜とか考えながら、もう一眠りしようと(オイ)漫喫を探がすも、クソッ見つからん! てな訳で、最低乗車賃の130円払って無意味に駅を往復しながら電車の座席でウトウトすることに。正しい電車の使い方ってやつだ。で、そろそろいい時間になったから朝飯食って、10時過ぎに雨さんと合流。さーて会場の中に入るとしますか。

ライブ開始前

 ゲートを通過して、まずは会場の構造を確認。向かって左側の Ultimate Stage と右側の Big Rock Stage があって、左右それぞれに最前列で暴れたい人向けの立ち見ゾーン(アリーナ席)、その後ろに、もみくちゃにされるのは嫌だけどそこそこ近くで正面から見たい人向けの立ち見ゾーン、その周りをぐるり取り囲むように、まったり座って観戦したい人向けのスタンド席が配置されている。定員オーバーによる入場規制がかからない限り、基本的に会場内はどこでも移動できるのだな、と理解しつつ、今度はタイムテーブルを見ながら、どの時間帯でどの場所からどのバンドを観ていつ休憩しようか、みたいな作戦会議。

Time
ULTIMATE STAGE
BIG ROCK STAGE
11:00  
Head Phones President
11:40
Secret & Whisper
 
12:20  
Airbourne
13:05
Apocalyptica
 
13:55  
Obituary
14:45
Meshuggah
 
15:35  
DragonForce
16:30
Sonata Arctica
 
17:25  
Carcass
18:25
Avenged Sevenfold
 
19:35  
Down
20:45
Slipknot
 

 言うまでもなくラストの Slipkont が1日目の目玉で、確かにかなり楽しみなんだけど、オレ的に一番観たかったのは13年ぶりに復活を遂げたリバプールの残虐王 Carcass なのだ。生カーカス! 生カーカス!! なんと素敵な響きだろうか。うおー、お気に入りの 『 Heartwork 』 の曲で暴れまわりてぇぇ!(笑) あと最近乗りに乗ってる DragonForce も話のネタ的に見逃せんし、Sonata Arctica もやっぱり観ておきたい。相互リンク先の Grumble Monster さんで知った Apocalyptica も興味あるな〜。とまあ、そんな風に相談しながら、ドラフォからカーカスまでは Big Rock Stage 側のアリーナ席で立って頑張り続ける、それ以外はスタンド席とか別々行動とか、その場で考えようということで打ち合わせしました。後述しますけど、結局スリップノットの時は4階のステージ席からうねる群集を眺めてました。あそこにいたら体力持つか怪しいし、怪我するの怖いし。

Head Phones President

 オープニングアクトは海外でも活躍中の日本のオルタナティヴ・ヘヴィ・ロック・バンド。黒のドレスみたいな衣装を身にまとった女性ボーカルがステージ上を動き回りながら、ダークで美しいメロディーを奏でたり、突如デス声っぽくスクリームしたり。1曲目でみせた独特の幽玄なムードが印象的でした。自分はこのバンド全然知らなかったもんで、実際日本ではどのようなポジションにいるのか分かりませんけど、とりあえず同じ国のバンドが海外の一流のバンドに混ざって頑張っているのは嬉しいことです。でも2、3曲聴いたら会場内を見て回りたかったから、一旦ライブエリアの外に出ることに。

Secret & Whisper

 続いてカナダ出身のポスト・ハードコア/スクリーモ系バンド。このバンドも知らんかったな。途中から観させていただきましたけど、ごめん、正直あまりピンと来なかったです。歌メロが好みじゃなかったし、自分の耳には全部同じように聞こえるんですわ。あとボーカルの音程が怪しかったって、もっぱらの評判ですが・・・。

Airbourne

 このバンドも初めて聴かせていただきます。そのままスタンド席の左翼から Big Rock Stage を遠くに観てましたが、熱く盛り上がってましたよ。イメージとしては AC/DC を現代に蘇らせて Motörhead ばりにノリノリ疾走させた感じ。ボーカルは上半身裸で、もの凄いテンションで声を張り上げてて、歌い方も AC/DC の第3代ボーカル(だったかな?)の Brian Johnson に似てました。たまにはこういう古典的なハードロック/ロックンロール聴くのも良いな〜と思ったり。

Apocalyptica

 Airbourne が終わって、後ろの立ち見ゾーンに場所移動する管理人。ふと左側の Ultimate Stage に目を向けると、なんとそこには・・・椅子が4脚並んでいる!(笑) 出ました! フィンランドは名門シベリウス音楽院出身のチェロ・メタル・バンド、アポカリプティカ。殆ど予備知識無いんですが、メタル系バンドのカバー曲をやるんですよね?  大声援を受けて演奏を始める彼ら、1曲目のイントロで飛び出す印象的なドラムのリズム感、おおコレは知ってるぞ、Sepultura の 『 Chaos A.D. 』 のリードトラック 「 Refuse/Resist 」 ですな。その後もどこかで聞いたことあるような曲が続き、4台のチェロはボリボリとヘヴィな音を出したり、アホみたいに速弾きしたり、時には本来あるべき姿というか、通常の弾き方で美しいハーモニーを奏でたりと、多彩な演出で魅了してくれました。途中でソナタのボーカル、トニーがゲスト参加してましたな。しっかし、黒髪の人 ( Perttu Kivilaakso ) と金髪の人 ( Paavo Lötjönen ) の2人はヤバかった。疾走リズムに合わせて一緒に長い髪の毛をブルンブルン派手に振り回して、熱が上がってくるとチェロが段々と斜めから横に倒れていってギターみたいな持ち方になってるし、それも度が過ぎるとチェロを抱えたままステージの床をゴロゴロ転げまわったり。向かって右端で演奏していた短髪の人( Paavo Lötjönen ) は基本的には座って演奏してましたが、時々立ち上がって観客を煽る係。で、左端の人 ( Antero Manninen ) は映画マトリックスに出てくるエージェント・スミスみたいなサングラス顔で、他の3人をよそにじっと動かず冷静に演奏。この人はバンドの元メンバーで既に脱退しているようですが、ライブにはしばしば登場するらしい。まあ、とにかく面白かったです。今度 CD 買ってちゃんと聴いてみよう。でも彼らみたいなエンターテイメント性の高いバンドはライブで見ると一層価値が高まるのかもしれませんね。

Obituary

 拍手喝采の中アポカリプティカのステージは幕を閉じ、今度はデスメタルの大御所バンド、オビチュアリーが登場。が、なんか腹が減ってきたからライブエリアの外に出てランチタイム。てな訳で、オビチュアリーは殆ど聴いてません(スミマセン)。ゲート越しに壮絶な音が薄っすら聞こえてきたけどな。ホイコーロー丼とワイルドターキー、うまかった。

Meshuggah

 腹ごしらえを済ませ、ドラフォ・ソナタ・カーカスの3連打に備えるべく、Big Rock Stage 側のアリーナ席に雨さんと共に移動。Ultimate Stage では既にメシュガーのライブが始まっていて、向こう側のアリーナ席は熱狂の渦。「メシュガー!メシュガー!・・・」ってコールが起きてたし。貫禄の立ち振る舞いと強烈なデス声で圧倒するスキンヘッドのボーカル、ズキズキと畳み掛ける強圧ドラム、そしてギシギシとリズムを刻む爆音ギター。メシュガーは聴いたことあるから知ってたけど、実際プログレとか言われるだけあって、リズムトラックが恐ろしく変則的で、どこで頭振っていいか分からなかったです(笑) ちっともノレねーよ! 遠方から押し寄せる音の塊を前に、ただただ呆然とステージを見つめていました。いやはや、すげーカッコ良かった。

DragonForce

 メシュガーの演奏中、Big Rock Stage 側のアリーナ席では地べた座りしていた人も結構いましたが、メシュガーが終わると皆さんムクっと立ち上がって、ドラフォそろそろか?みたいな機運がジワジワ高まり、 気が付いたときには人口密度も格段にアップで寿司詰め状態。ここ日本でのドラフォの人気ぶりを肌で感じました。だって最新 4th アルバム 『 Ultra Beatdown 』 はオリコン初登場9位でしょ? ちょっとオカシイですよねコレ。まあ、管理人もしっかり 3rd と 4th は予習した訳ですが(笑) んで、まだかまだかと群集が固唾を呑んで見守る中、ついにステージがライトアップ! 次々とメンバーが現れて、キターッ! オレも既に30回は聴きました、4th のリードトラック 「 Heroes Of Our Time 」 のイントロ! と同時にボーカル ZP Theart が登場するや否や、背後からもの凄い圧力がっ!!  あっちゅー間に3メートルくらい前に吹っ飛ばされて、雨さんとはぐれる管理人(笑) さらにすぐ横でサークルピットが沸き起こり、間一髪で比較的安全なところに避難。危ない危ない。いや〜でもホントみんなノリノリでお祭り騒ぎでしたね。自分も中にいながら「こいつらバカだな〜」って正直思いました(オイ)。曲の方はひたすら疾走してたんで、どれがどうってことも無いんだが、ボーカル ZP Theart の動きがお茶目で面白かったです。まったり観戦してるスタンド席に向かって「ホラ、立ち見の人たちみたく派手に盛り上がってよネェ」みたいなジェスチャーでお願いしたり、水を口に含んでオーディエンスに向かって勢い良く噴き出したり、ペットボトル放り込んだり、そんなこんな。ドラフォの曲って間奏が長すぎるから、基本的に ZP Theart は暇なんですね。しかしこの人スター性あるよな〜。例によってバカテクのギターソロもさておき、キーボード担当も蛍光グリーンのド派手なキーボードをピヨピヨ鳴らしまくって負けじと応戦。ラストは 3rd のリードトラック 「 Through The Fire And Flames 」 が飛び出し、これまた半端じゃないお祭り騒ぎ。サービス精神満載で楽しい楽しいステージでした。うおー。

Sonata Arctica

 ドラフォのステージが終わると、Big Rock Stage 側のアリーナ席にいた群衆の一部(管理人も)は Ultimate Stage に少しでも近付こうと、へばり付くように移動。結構ファン層かぶりそうですもんね。ドラフォに比べるとやや落ち着いた雰囲気の中、いよいよソナタが登場。まずは最新アルバム 『 Unia 』 から 「 In Black And White 」「 Paid In Full 」 と続け、その後もミドルテンポ系を中心にプレイ。が、あまり良くなかったかな。というのもドラムとギターが放つ爆音で、トニーのボーカルも含めメロディー面が埋もれてしまって、ソナタの良さが失われてしまって気がするのよね。うーむ。そんな中、トニーが「モア スピーディ!?」みたいなことを言い放つと、「イェァ!!」とこれに応じるオーディエンス。この展開はちと予想できたけど(笑)、ファンの心理もしっかり心得ていらっしゃる。1st アルバムからの人気曲 「 8th Comandamenth 」 でボルテージは急上昇し、いくつか速い曲を挟んで、最終的にはドラフォに負けず劣らずの盛り上がりの中ステージは終幕。上昇気流に乗ってるドラフォと比べると、やや盛りを過ぎた感のあるソナタだけど、しっかり貫禄を見せ付けてくれました。あとどうでもいいけど、トニーさん日本語の発音が良い。

Carcass

 さーて、いよいよやってきました、個人的本日のメインアクト、カーカス先生! オレはこの時のために2時間以上も Big Rock Stage 側アリーナ席で立ち見し続けてきたのだ。 周りは再び寿司詰め状態となり、カーカス・・・カーカス・・・・・と、デンジャラスな空気が充満。しっかり皆を待たせて、待たせて、遂に出た! 13年の歳月を経て、満を持してカーカス大復活!! 割れんばかりの大声援の演奏が始まり、「 Buried Dreams 」 や 「 Corporal Jigsore Quandray 」 など 3rd アルバムと 4th アルバムから立て続けに名曲を披露。ふと両ステージ間の中央に配されている大型モニターに目を向けてみると、なんとっ、グロテスクな映像が流れてるではあーりませんか。 他のバンドの時はメンバーのアップの映像とか写っていたのに、カーカスの場合だけメンバーの映像は一切無しで、臓器を解剖するシーンとか、悲惨な死体とか、ただれた性器とか、いろいろ大変大変。そんな演出もあってか辺りの殺気ムードは一段と高まり、続いて 「 Carnal Forge 」 の例のイントロが鳴り出した瞬間ときたらホントにヤバかったですよ。背後から猛烈な圧力がかかり、今度は瞬時に5メートルくらい吹っ飛ばされ、またもや雨さんとはぐれる管理人(笑) カーカスのライブで自分がカーカスになっちゃったらマジでシャレにならんから、必死に肺をガードして気道を確保しました。暴徒と化す群集の中でオレもそこそこ暴れてた気がしますが、 『 Heartwork 』 の曲を沢山演奏してくれたのがやっぱり嬉しかったですね。貞子みたいな黒髪を垂らして呻くジェフのボーカルも健在で、あのウガイ声を生で聴いているんだ〜と思うと、なんとも感動的。「ビルのボーカル曲やらないな〜」てなこと言ってたコアなファンもおりましたが、何だかんだ言ってもカーカスの知名度といえば 『 Heartwork 』 でしょう。メロデスの旧約聖書、素晴らしい。「アリガト」と大声援に答えるジェフと他のメンバーたちは、予定の演奏時間を少しオーバーして、大歓声の中再び闇の中へと消えていきました。新作希望!

Avenged Sevenfold

 残るバンドもあと3組となったラウドパーク1日目、続いては「ネクストガンズ」との異名もとる彼らのステージ。メタル界の若手では出世頭とも言える存在で、会場見回すと A7X と顔にペイントを施した外国人の女性もおったなあ(女性ファン多そうだ)。管理人はこのバンドは最新アルバムだけ聴かせて頂きましたけど、それほど好みじゃなかったし、なんせ一つ前のカーカス祭りのせいで服は汗でグチャグチャ、頭はクラクラ、足腰はヨレヨレときたもんだ。そんな訳で、導入部の 「 Critical Acclaim 」 のオルガンのイントロを聞きながら、管理人は早々にライブエリアから退散することにしました。水クダサイ。

Down

 新鮮な酸素を吸いに会場の外に出て、ついでに駅まで寄って帰りの切符も購入(先に買っとけよ)。コンビニで買った食い物を服の中に隠して再入場し、(そのコンビニは暴動の被害にでも遭ったかのように真っ当な食い物がことごとく売り切れていた。) 大トリの Slipknot 目当てにアリーナ席ゾーンに再び侵入・・・と、元気があればそうしていました。でも無理です。体力の消耗が激しかったのと、あとそれ以上にカーカスのステージがあまりに素晴らしすぎて心理的にオレのラウドパークは終幕していたんですね。かといって、みすみす Slipknot を見ずに帰宅するはずもなく、結局雨さんとメールで連絡取りあって合流し、どこかスタンド席の奥の方に座って最後までまったり観戦することにしました。けど、この頃にはスタンドの2階席はおろか、4階席までもがほぼ満員、立ち見も多く空席を探すのに相当苦労したぞ。 ・・・あ、Down ですか? 途中から見ました。あまりパンテラは興味無いんす。とりあえず、泥臭い雰囲気を醸しながら前後に大きくゆっくり頭を振るようなヘヴィサウンドでした。

Slipknot

 4階席からアリーナゾーンを見下ろすとそこは群集が織り成す黒い海。本日一番の人口密度、今までで一番長い休憩時間を挟んで、Ultimate Stage がいよいよライトアップ、トリの Slipknot の登場です。 電流を帯びた黒い手をヒラヒラさせるジョーイに、風邪用の白いマスクが超可愛いショーン、そしてハニワというか木人のような新マスクを身に着けたコリィ、その他もろもろのメンバーが姿を現し各ポジションに構え、注目の1曲目はあのサイレンのようなイントロ、「 Surfacing 」 がスタート! 生スリップノットだ! ・・・と後からこうやって書いてますけど、正直新鮮な感動は湧いてこなかったですね。いや、コレ全然悪い意味じゃないですよ? 「 Before I Foreget 」 の「アーイ!」って揃う例のサビ、 「 The Heretic Anthem 」 のサビで 「Go! Go! Go! Rock! Rock! Rock! 」 ってコリィが歌ってくれる日本向けのサービス、全部知ってるよ。前からスリップノットのライブに何度も参戦していて、今回が初めてじゃないようなこの不思議な感覚。それくらい彼らは生粋のライブバンドとして様々なメディアを通じてそのパフォーマンスが世界中のファンに浸透し、認知されているのでしょう。・・・とまあ、硬い文章書いていますが、純粋に楽しかった。でもアレだ、白状しますとスミマセン、2回くらい途中で落ちました。ガタガタ揺れる寝台特急のせいで睡眠不足、さすがに眠かった(笑) 1時間強、嵐のように彼らの演奏は過ぎていき、無人となったステージ、会場はアンコールの渦。何が始まるのかワクワクしながら待ってると、2nd アルバムの聞き覚えのある SE が流れ始め、出るか?出るか? 出たっ!!

   ピィィ ポォォ イコォォォル シィィィィィット!!!

   ウ゛ォォォァァァアアアア!!!(ドコドコドコドコ) (笑)

 やりました! 9人のメンバーは所狭しとステージ上を暴れ回り、左のパーカスセットはくるくる回転し、右のショーンのセットは元祖スーパーマリオのジャンプ台みたく上下に昇降運動(この動きがまたカワイイ)、ジョーイのドラムセットまでもが上昇し始め、そこからオーディエンスの方にまるごと90度傾斜、スゲェ!と思ったら今度は時計のようにぐるぐる回転! しかもジョーイはそのまま演奏を続けているではありませんか! 大満足のステージパフォーマンス、最後の最後はお馴染みのキラートラック 「 (Sic) 」 でシメ、火炎の大爆発が会場に響き渡り、大歓声で一体となった埼玉スーパーアリーナ、メタルの祭典ラウドパーク1日目は遂に幕を閉じました。

終わりに

 パワーメタルにデスメタルにハードロックにモダンヘヴィネス、各ジャンルのアーティストをバランス良く配した1日目だったと思います。個人的に最大の収穫といえば、やっぱり生カーカス! 『 Heartwork 』 は前からお気に入り盤だったけど、ラウドパーク後は 3rd とか 5th もヘヴィロテで、休日だけでなく通勤&仕事で運転中もカーカス三昧(危ない)。ライブをきっかけにバンドの魅力を再認識するのもまた良いもので、是非来年もラウドパーク開催してもらって、2年連続で参戦したいと思いました。で、ところで、最高の思い出をつくった代償として、その後の3日間くらい耳鳴りが止まらなかったんだな。仕事中も地味に耳の奥で「キーン」って聞こえてたし。でも今はもう自然治癒済み。良かった良かった。あと雨さん、何かと有難うございました。



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