1998年 5th アルバム |
Something's Gotta Give 1980年頃から活動するニューヨーク出身のハードコア・バンド。92年に一旦解散し、97年に再結成を果たし、復活後の第一弾アルバムとなるのが本作。通産では5枚目のオリジナル・アルバムにあたり、エピタフからリリースされました。Rancid のティムとラーズもコーラスでゲスト参加しています。さすがニューヨーク・ハードコア、パワフルでドライブ感抜群の高速チューンが満載。彼らはジャンル的にクロスオーバー・スラッシュとも称されるだけに、スラッシュメタルとの接点もゼロではありませんが、瑞々しい歌唱といい、ギターの質感といい、やはりこれは歴然としたパンク物。時々現れる歌メロや、単純明快なコード進行、さらにピッタリ揃ったコーラスもあり、全体的にキャッチーで、Oi系パンクの要素も強いです。このアルバムには大都会の路地裏のストリート感覚が分かりやすく現れているのではないかと。 |
注目曲 : #3 「 Gotta Go 」 南米のサッカーの応援歌みたいなコーラスが強力なキラートラック。 |