Arcana
| スウェーデン出身のネオクラシカル／ダークアンビエント系。 アンダーグラウンドで暗黒的な音楽を専門に扱う Cold Meat Industry レーベルを代表するユニットですが、最近は別のレーベルに移籍しています。 ちなみにユニット名の 「 arcana 」 とはラテン語に由来するもので、「神秘」 や 「秘密」 を意味します。 |
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1996年 1st アルバム |
Dark Age Of Reason ストリングスの深刻なハーモニーに、悲壮感漂うオーボエのフレーズ、そして時々威厳たっぷり響き渡る大太鼓の打撃音。 いやはや Cold Meat Industry の噂は色々聞いていたけど、これは典型的なネオクラシカル・サウンドですね。 男女いらっしゃるボーカル陣は、歌というよりはむしろ遠くから聞こえる合唱団のコーラスといった印象で、インスト曲も多いです。 完成度も品格も高い優れたアルバムなので、たぶんクラシックの教養があったか、あるいは声楽を学んでいた人たちが集まってユニットを結成したのかな〜と想像しますが、でもさすがにこれは暗過ぎだと思います（笑） まるで全人類の罪深さを一身に背負いながらゴルゴダの丘へと歩みを進める際の BGM 。凹むなー。しかし収録時間が36分と短いのが救い。もし1時間越えたらキツイです。管理人的にはこの手の音楽なら J.S.バッハ先生の 『マタイ受難曲』 を聴くかな〜というのが正直な感想で、 やっぱりポピュラー・ミュージックは、明るくハッピーに行こうよ（オイ） |
| 注目曲 ： #3 「 Source Of Light 」 鍵盤のイントロが実に印象的。てか、このイントロどっかで耳にしたことがあるような・・・。 |