1994年 4th アルバム |
Release 90年代前半に活躍したアメリカのインダス系バンド。バンド名は「おまわりがおまわりを撃ち殺した」って意味か? んなアホな。このバンドは Foetus から影響を受けているそうで、当初はギターレスでベースが2人、サンプラー担当もいるというバンド編成だったらしい。そんな彼らのラスト作がこちら。実際ギター音の存在感が希薄で(そもそもギターいるのかな)、核となる2本ベースやパーカッションの類がジャンクな響き。ブリキのロボットみたいにガタピシゆってて、独特なグルーヴ感です。耳をすませばまれに電子音らしきものも聞こえてくるし。しかーし、インダス系とはいっても冷徹なイメージどころか、どことなく暑苦しさすら感じるのはどうよ。あとメロディーセンスが田舎臭くてダサい。意識的に狙っているんだとは思うけど、それでも個人的にはキツイ。アレンジさえ変えればカントリー音楽の仲間入りできそうです。あとボーカル、何つーか、ちょっとくたびれたパール・ジャムのエディみたいなウダツのあがらないオッサン声。カッコ良くないや。まあでも、90年代前半の時点ではきっと斬新なサウンドだったことでしょう。というか、今聴いてもこのポンコツ感は結構新鮮。とりあえず、知識として聴けて良かったです。 |
注目曲 : #3 「 Last Legs 」 ダークな鍵盤とブラスが融合したイントロはインパクトあります。 |