2001年 4th アルバム |
Destroy The Opposition 90年代初頭から活動を続ける米国メリーランドのグラインド王、ダイイング・フィータスの4作目。思うにこの作品、比較的オーソドックスなデスメタルなので、あまりツッコミ所が無いんですよね・・・。ま、とりあえずパートごとに触れていくと、ボーカルはこもった感じの超低音デスボイスを常用。下水道系のゴヴォゴヴォ声です。歌詞には政治的なメッセージを取り入れているようで、ジャケ絵もそれらしい感じ。ギターはメロディアスな味付けは控えめですが、たまに印象的なメロディラインが飛び出すこともあったり。ブラスト連発のドラムはカタカタパラパラいってて、まるでまな板の上の包丁さばき。全曲ほとんど休むことなく豪速状態を維持します。全体としてはデスメタルの割にはサウンドがカラッカラに乾いていて湿り気がゼロ。その点、グラインドコアやハードコアに近いものがあって、こっちの畑の人にも受けが良いかも。 |
注目曲 : #3 「 Born In Sodom 」 この曲のイントロのギターのフレーズとか、5曲目の出だしとか、個性的な旋律。 |