N O M O S  A L P H A     Map   Genre   Index   Label   People   Column   Link   Info

Epica




2005年
2nd アルバム
Consign To Oblivionthology

 女性ボーカルを擁したオランダ出身のゴス・メタル・バンドの 2nd アルバム。明らかにナイトウィッシュからの影響を覗わせるシンフォニックなスタイルで、50分間に渡って悲劇のオペラが壮大なスケールで繰り広げられます。ボーカル、シモーネの歌唱も準オペラ式。次から次へと情緒 過多 豊かな短調主体のメロディーが現れては消え、曲展開もやたら凝ってます。ただし1曲の長さは殆どが4〜5分程度で、無駄に引き延ばさずコンパクトにまとめてるのは好感が持てる。いわゆるバンドサウンド以外にも 「 EPICA オーケストラ 」 「 EPICA クワイヤ 」 と名付けられた大掛かりな管弦楽団とコーラス陣がこれでもかとシーンを盛り上げて、もうすげぇぜ、ひたすらドラマチックだ。ドラマチックすぎて小食の管理人にはカロリーオーバー(笑) アルバムの最後の方はいつも食べきれずに残してしまいます。豊かなメロディーもバックの怒涛のオーケストラに飲み込まれて印象が薄くなってしまうので、個人的にはもっとサラッと聴かせて欲しい。でもそうするとバンドの売りが失われてしまう・・・。ま、要は好みの問題ですな。
注目曲 : #11 「 Consign To Oblivion (A New Age Dawns Pt 3) 」
 総動員体制の劇的ラスト曲。9分45秒。男のデス声やブラスト・ビート(一瞬だが)が混ざってたりで、もー何でもあり。