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Green Day




2004年
7th アルバム
推薦盤
American Idiot

 西海岸を代表するメロコア・トリオの 7th アルバム。2004年末から2005年にかけて世界で最も支持されたロックアルバムといっても過言ではない作品。きっとコレが当面の間、若手ポップパンクバンドのお手本と位置づけられるのでしょう。思うに勝利のポイントは、従来通りグリーン・デイらしいキャッチーなメロディーセンスはもちろんのこと、パンクあり、ロックあり、バラードありの楽曲自体の幅の広さと、あと反戦のメッセージ。これらがメロコアという枠を超えて、作品に普遍的な魅力を与えたのだと思います。このアルバムはジミーという主人公の生涯を描いたドラマとなっていて、2分程度の短い曲を5つ繋げた「ロック・オペラ」である #2 「 Jesus of Suburbia 」 と #12 「 Homecoming 」を軸に展開されます。この2つの「ロック・オペラ」、発想は面白いけど、曲としては普通に長くてダルい。もしカラオケでこれを歌ったら、皆ひくだろうな。「なげー」って。
注目曲 : #4 「 Boulevard Of Broken Dreams 」
 2005年の上半期においてラジオで超ヘヴィロテでした。この曲のシングルカット以降、各国のアルバム・チャートで本作が1位に返り咲き、驚異の1000万枚セールスを記録。管理人はGreen Day はあまり好きじゃないんですが、この曲はよく聴きました。