1999年 4th アルバム |
Colony スウェーデン出身の大御所メロデス系バンドの人気作 4th アルバム。Arch Enemy とかと同様、ボーカルではなく2本のギターが哀愁メロディーを奏でる分かりやすいメロデス・スタイルです。ボーカルは Static-X のウェイン・スタティックみたいな激怒系デス声で終始吼えまくりでカッコいいんですけど、まれに元気の無いトレントレズナーみたいにメロったりも(2曲目とか特に)。リズム面ではブラストみたいな過激なことはやっていませんが、要所で疾走してくれるし、全体的にアップテンポだから十分ノレる。6曲目のように所々クラシックへの興味をチラつかせながら、かすかにデジタルな味付けをそつなく導入。全体の統一感も素晴らしく、ジャケットさながら彼らの描く世界の色にキレイに染まってます。なのに一本調子にもなっていない。あとクサすぎないのも嬉しい。何というか、優等生なアルバムです(デスで優等生と表現するのも妙だが)。野蛮さもほどほどで聴きやすいのでデスメタル初心者にもオススメできそう。 |
注目曲 : #3 「 Scornc 」 この曲がベストトラックかな。時々飛び出す加速パートがイイ。ギターの泣きメロも充実。 |