Japan
| 1975年に結成された英国のヴィジュアル系ごちゃ混ぜカルト・ロック・バンド5人組。 当初ギタリスト以外は、まともな楽器の演奏経験が無かったようです。 クサいバンド名も手伝って、まずは日本で人気に火がつき、4th アルバムからは本国イギリスでもヒットを記録。81年の 5th アルバムを最後にバンドは解散し、メンバーはソロ活動へ進みました。 |
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 1981年 5th アルバム |
Tin Drum 毛沢東が見守る中、裸電球の下でお食事イタダキマス・・・そんな確信犯的なジャケにニヤリとさせられる 5th アルバム。バラード曲 #3 「 Ghosts 」 がシングルヒットを記録し、アルバムの方も最高傑作との評判です。中華だしがバッチリ効いたシンセ主体のサウンドは乾いているような、でも湿っているような質感で、胞子がふわふわ浮遊してそうだから、オレ的にはこれは「しめじロック」と言いたい。直線的な勢いはゼロに等しく、音色も旋律もひん曲がっててアブノーマル。この人たちは攻撃力や防御力は最低レベルだが、魔術系能力値はかなり高そうです。キュアーのロバート・スミスを強化、というかもっとキモくしたようなデヴィッド・シルヴィアンのボーカルも含めて、オリジナリティは十二分。東洋趣味を彼ら特有の耽美的世界で再構築したようなオタク系珍味アルバムです。 |
| 注目曲 ： #4 「 Canton 」 「中国雲南省三千里の旅路」なインスト曲。上手い！けどアホくさい（笑） |