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Korpiklaani


 北欧はフィンランド出身のトラッド/フォークメタルバンド。前身のバンド Shaman を経て、2003年から今のバンド名になりました。まずはとりあえず、右の PV ( 1st アルバムのリードトラック 「 Wooden Pints 」 )をご覧下さい! ボーカルさんマイクじゃなくて斧握ってるし、ヴァイオリン奏者は腰の高さで弾いてるし、皆さんビールと肉で宴会中だし(笑) そんなオモシロ PV や珍妙な邦題がネット上で話題を集め、日本でもメタラーを中心に人気爆発。現在に至るまで、ほぼ1年に1枚のハイペースでオリジナルアルバムを計5枚リリースしています。

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2005年
2nd アルバム
Voice Of Wilderness (邦題:荒野のコルピクラーニ)

 飲めや!歌えや!踊れや!コルピクラーニの 2nd アルバムの紹介じゃ!ホイヤー!! ・・・てな勢いで繰り広げられる大所帯な宴会森メタルな一枚。全編を通じてハイスピード、ハイテンション。ボーカルは酒焼けボイスでがなり散らし、ギターは我先にと弾きまくる。その横で色々な音色が乱れ踊る。ボーカルのヨンネ曰く「シンセサイザーで君達をごまかしたくなかったから」とのことで、サウンドには全て本物の楽器が使われているらしい。特にヴァイオリンはリードギターばりの存在感で、フルートやアコーディオンやパーカッションらと共に中世トラッド的な彩りを強調しています。歌メロは曲の1番を聞けば、2番からもう一緒に歌えちゃう程で、ツカミの良さは半端じゃありません。あとリズムですが、2ビートで疾走しすぎだろ!。良いメロディーがあるんだから、そんなに急がなくてもねぇ皆さん。しかし、ノリノリ曲で固めるのもアリかな、とも思ったり。とにかく久々に楽しいアルバムに出会いました。ビア!ビア!
注目曲 : #4 「 Pine Woods 」 (邦題:魔の森に立ち向かえ!)
 インスト曲ですが一番気に入った曲。いや、ボーカルが嫌いって訳じゃないですよ? 郷愁を誘う笛のメロ、メインリフが良いです。基本3拍子なんですが、スネア裏打ちで疾走してやがる。インスト曲なのにー。