1990年 1st アルバム |
The Last Temptation Of Reid デッド・ケネディーズのジェロ・ビアフラとミニストリーのアル・ジュールゲンセンという、反体制精神旺盛な2人が中心となって立ち上げたサイドプロジェクトの 1st 。バンド名はラード、豚の脂なのだ。Revolting Cocks と逆で、マイクを握るのはビアフラ氏、のっけの #1 「 Forkboy 」 から快速ハードコア・パンクが炸裂で、その後も押すな押すなの終日バカ騒ぎパンク祭。#3 「 Mate Spawn and Die 」 なんかデッケネの代表曲 「 Holiday In Cambodia 」 と同じだし、なんせビアフラのあの声が飛び出す訳だから、スタイル的にはデッケネ寄りでしょ、と思いそうですが、さすがアルさん、ミニストリーらしさもきっちり守っているんですね。アルさんならではの変態サンプリングに、ギターリフのセンス、そしてパンクにしてはやたらカッチリしたこの音質。インダストリアル色は皆無ながらも、演奏面ではミニストリー色の方が優勢な気もします。どちらにせよ、2人がタッグを組んでハイテンションな曲をかましてくれりゃ、無条件で好きになれるのだ! |
注目曲 : #8 「 They're Coming to Take Me Away 」 究極の変態楽曲です(笑) ハハー! |