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Love And Rockets


 バウハウス解散後、ヴォーカルのピーター・マーフィーを除くメンバー ダニエル・アッシュ、ケビン・ハスキンス、デイビッド・J の3人が85年に新たに結成したバンド。 7枚のオリジナルアルバムを残して1999年に解散済み。 ヴォーカルはダニエル・アッシュとケビン・ハスキンスの2人が担当してます。 はっきり言って、バウハウス時代の面影はありません。全然ゴシックしてない。

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1985年
1st アルバム
Seventh Dream Of Teenage Heaven

 3人がピーター・マーフィーと袂を分かち制作されたラヴロケの 1st アルバム。 これ、「バウハウス meets ○○」 みたいなものを期待して聴くとちょっとガッカリします。 ここには例の強圧ボーカルもジャリジャリギタープレイもありません。「バウハウスは終わったよ、もう関係無いんだよ」と言わんばかりの変わり様。 ふわふわしたシンセ音やアコースティックギターを織り交ぜたバンドサウンドは、どこか靄(もや)がかかったような感覚で、 そこに2人の気だるい歌メロを乗っけた構成。バウハウス時代と比べると遥かに開放的だが、常にサイケデリックでダウナーなムードを漂わせており、 メロディアスな歌やハモリで親しみやすさを打ち出しながらも、 変なパーカッションみたいな音や調子はずれなサンプリングを用いるという実験的な部分もあったりと、一言では表現できない音楽性で、 これはこれで意外と他では聴けないものだと思います。ただ、全体的にパンチ不足なのと、キラートラックに欠けているので、 リピート欲もあまり湧かなかったし、聴いててちょっとダレる。とにかくバウハウスは忘れて聴くが吉ですね。
注目曲 : #5 「 If There's A Heaven Above 」
 シングル曲。基本的に1曲目と同じフレーズを使った曲ですが、こっちは歌アリ。