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Nirvana


 けだし、ロック・ファンのうちの大多数の人々は、 ニルヴァーナは賞賛しなければならない、という呪縛に陥っている。 ・・・あ〜ヤベ、言っちゃった☆ 今の一言で、もの凄い人数を敵に回しちゃったかもな。 気を悪くされたファンの方々、ごめんなさい。(もう読まないで下さい。) 確かに世の中にはニルヴァーナの音楽を “心から” 愛する人は沢山いるが、 おそらくそれと同じくらいか、もしかしたらそれをはるかに上回るくらいの数で、 「ニルヴァーナはスゴイ」という噂をどこからともなく耳に挟んで 何となくアルバム購入して聴いてみて、あたかもそれが自分が生涯かけて 探し求めてきた音楽であるかのように錯覚している人が存在する、と私は思う。 ・・・とか書いた時点で、オレはきっとロック・ファンの中では四面楚歌状態。ガクガクブルブル。 まあ、そのくらい人気のあるバンドです。

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1991年
2nd アルバム
Nevermind

 ロック界の勢力図をあっという間に塗り替えてしまった伝説の一枚。 この一枚が巻き起こした突風によって、80年代的なアッパッパ・ハードロックが(ほぼ)一掃されちゃって、 薄汚れたグランジ・ロックが当時最先端の COOL な音楽として、鬱屈した感情を抱え込んだ若者たちに大歓迎されたわけです。 そして15年以上経った現在でも、ロックを追求する人々が必ずやこの大いなる遺跡に辿り着いて、何らかの生々しい感動を覚えるのです。 で、管理人は何を思ったのかというと・・・ぶっちゃけ、ニルヴァーナあんま好きじゃないや(笑)  ちょっとダレるし、自分の脳内ではコレといって新鮮味も無いし。まあ逆説的には、 以後のロックバンドが揃い揃ってニルヴァーナのエッセンスをしっかり吸収してしまった故に、コレを聴いても衝撃を受けなかったのでしょう。 当時としては凄かった、そのくらいのことは一応わかりまっせ。
注目曲 : #1 「 Smells Like Teen Spirit 」
 やはりこの曲ですな。