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Play Dead




1983年
1st アルバム
The First Flower

 80年代前半に活動したイギリスの4人組ポジティヴ・パンク・バンド Play Dead の 1st アルバム。 スタジオ・アルバムは3枚発表しているので、当時この手のジャンルではそれなりに名が通っていた様子。 で、聴いてみると、キリング・ジョークを彷彿とさせる荒廃したギターサウンドに、 PIL のジョン・ライドンみたいなボーカルが乗っかる、まさにザ・ポジパンな音でした。 タイトなリズム・セッションも相まって、#3 「 Propaganda 」 のように曲によっては微妙にファンキーなグルーヴ感。 ギターのフレーズなど、ポストパンク好きにはそこそこ琴線に触れる部分もありますが、ただ全体として聴き所に欠けるかな。 起伏に乏しくアルバム通して聴くとダレダレで、取り立ててキラートラックも無く、個人的には残念ながらお蔵入りでした。
注目曲 : #7 「 Shine 」
 イントロのギターからしてキリング・ジョークのフォロワー全開な勢いですが、 曲の後半部で飛び出す不穏な鍵盤のフレーズがイイ。