1995年 3rd アルバム |
#1 Chicken 92年に結成され98年に解散したロサンゼルス出身、女の子4人によるパンクバンド。この作品からエピタフに移籍しての 3rd アルバムです。そりゃ演奏とか別に上手くないですけど、別にいいですよね、パンクですから。アルバムはトータルで27分という短さで、どの曲も1〜2分程度ですが、その間ボーカルはヒステリックな金切り声で大騒ぎで、ギターは時々調子外れに大暴走、あとドラムも時々変に緩急付けたりで、皆さん終始明るく楽しくハイテンション。特筆すべきは、この人たちは今風のポップパンクではなく、70年代のように高純度のパンクを鳴らしていること。リフがメタリックって訳でもないし、キャッチーな歌メロとかも皆無です。このパンク度の高さはそれなりに評価したいところであります。逆にパンクに興味を示さない人にとっては、これはただの雑音ですね。このバンドに限ったことではないですけど・・・。 |
注目曲 : #17 「 Netty 」 最終曲。この曲に限っては古風なメロディーセンスが際立っています。 |