2001年 2nd アルバム |
The Sinister Urge 元 White Zombie のフロントマン、ロブ・ゾンビ (ホラー映画監督としても活躍中) のソロ作第2弾。 ホワゾン存命中にリリースされた1作目はなんとトリプル・プラチナ (300万枚) のセールスを記録していて、 このアルバムもプラチナ・ディスク (100万枚) に認定されていました。凄いです。 で、肝心の中身はというと、ホワゾン時代から進歩なーし。 大まかに言えばホワゾンの 4th 『 Astro-Creep: 2000 』 からインダスっぽさを抜き取った感じ。 アングラ臭はいよいよ薄まり、音はモダンだが方法論は初歩的なハードロックに開き直り気味。チャラいサンプリングのセンスも変わっちゃいねー。 しかしこれがロブ・ゾンビの姿なのだ。彼の圧倒的な声量や一回聴いただけで理解できそうなポップさは持ち味だと思うし、 カルトな娯楽性もいつもの個性。盛り上がり方がどれもワンパターンで中盤以降はさすがに飽きてくるけど、 高度なことを期待しないでB級グルメを楽しみましょう。 |
注目曲 : #3 「 Dead Girl Superstar 」 まぁ、よく出来ています。高速ノリノリで何より。 |