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Stabbing Westward




1998年
3rd アルバム
Darkest Days

 アメリカのポスト・インダストリアル系の出世頭バンドの代表作 3rd アルバム。 全16曲から成る本作は各章4曲ずつつまった4部構成のコンセプト・アルバムになってます。 それだけあって、次第に高まっていく第1章と第2章の流れ、そして第3章で一旦落として最終章へと一気になだれ込む展開はよく練られている様子。 音はバンドの生演奏とインダスっぽい打ち込みが半々くらいの割合で、多彩な楽曲が並ぶ中共通しているのは「ダーク」「叙情的」「メロディアス」、この3点。 が、しごく個人的な話ですが、オレはどうも彼らのメロディーセンスには波長が合わないんですよ。 それ以上にボーカルの歌い方が好きになれない、というかハッキリ言って苦手。NIN のトレント・レズナーのデリケートな感情面だけを強化した感じで、 コテコテ耽美オーラに終始ウンザリ。息継ぎの音がやたら聞こえるのもマイナス。おかげで、たまのシャウトもドっちらけ。 歌詞も恥ずかしすぎて読めたもんじゃねーや(笑) てな訳で、個人的には馴染めませんでした。
注目曲 : #8 「 Torn Apart 」
 アルバム随一のハイスピード楽曲。AメロBメロで我慢する分、疾走するサビが心地よいです。