Slipknot の怒れるボーカリスト、コリィ・テイラーとギタリストのジェイムズ・ルートらによるサイド・プロジェクト。 というか、この2人が Slipknot に加入する前にやっていたバンドです。 2005年末 Slipknot の活動停止を機にストーン・サワー復活。 前作から4年ぶりとなる2ndアルバムをリリース。あとどうでもいいけど、 コリィの素顔を見ました。案外(?)優しそうな好青年です。 |
2006年 2nd アルバム |
Come What (Ever) May 友人 mon さんから入手して聴かせていただきました。アルバムの前半はアグレッシブで、 適度なスピードに所々バスドラ連打が絡んだりするあたりは、ちょっとやる気の無いスリップノット ( の 3rd ) という感じか。 でも本職のような邪悪さは全くありません。要するに普通のヘヴィロック。ここではラテン・ミクスチャー感覚は一切みられず、 終始歌メロ重視で、どこかノスタルジックなムード。 セピア色のジャケ絵もサウンド面を的確に反映していると思います。 コリィはたまに吼えてますけど本気度は50%くらいですね。 むしろ後半の方では、心温まる or めっちゃ泣けるメロディーが飛び出したりで、おお、これがコリィの本音か〜って思わずニヤリとさせられますぜコリィさん。 特にシングル曲 #8 「 Through Glass 」 にはやられました。切ない歌メロが感動的で素晴らしいじゃねーか。 まあこれはこれで楽しめるアルバムです。質も高いし、コリィ歌うまいし。 ・・・あ、ジェイムズのギターですか? 特筆すべきことはないっすね。無難にヘヴィ。 |
注目曲 : #12 「 Zzyzx Rd 」 バラード系の最終曲。ピアノの伴奏に乗せたコリィの歌メロがこれまたひどく感動的。卒業式とかで皆で歌ったらきっと泣けます(笑) ホントそんな感じ。 |