A Gothic-Industrial Tribute To The Smashing Pumpkins
こちらはスマパンの解散後にリリースされた一枚。ゴシック系/インダストリアル系のバンドがスマパンの曲をカバーするという企画です。スマパンはゴスでもインダスでもないけど、あっち方面からも慕われているのですね。まあしかし、このアルバムは微妙でした。スマパンの曲って、ギシギシの轟音ギターとビリー・コーガンの爬虫類ボイスとセットになって初めて中毒性が生まれるのだと、このアルバム聴いて再認識した次第。打ち込みビート + ピコピコ電子音 + ギターサウンドてな勢いで(悪く言えば)表面的なインダストリアル・テイストを施しても、原曲の良さは失われるばかりで、かといってこの手のサウンドも巷に溢れてるし、正直つまらねーや。歌メロもビリー・コーガンのボーカルだと味があるのに、他の人が歌うとチープに感じられたり単調だったりで、不思議なもんです。でも PIG による 「 1979 」 のカバーは秀逸で、オレ的に唯一の救いでした。 |
2001年 トリビュート盤
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#6 「 Cherub Rock 」 2nd アルバムのリードトラックをハワイのビジュアル系 Razed In Black がカバーしますが、可も無く不可も無くといったところか。ピコピコシンセ音とヘヴィギターの取り合わせ。
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#8 「 1979 」 3rd アルバムの Disc2 に収録の名シングル曲を PIG がカバー。原曲はたんぽぽ畑のような優しいイメージですが、こっちはマグマのようにドロドロで妙に生暖かく不気味なレイモンド・ワッツ節全開。てかマジ怖えーよ、この曲(笑)
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#13 「 Zero 」 ハリウッドを基点に活動する Synical なるインダストリアル・ロック・バンド(知らんなあ)。こちらもスマパンの代表曲ですが、このギターリフはインダス的なアレンジと相性が良さげ。でもボーカルの声があまり好きじゃなかったり。
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