:Wumpscut:
1997年 3rd アルバム |
Embryodead ドイツ人 Rudy Ratzinger によるダークエレクトロ系プロジェクトの 3rd アルバム。 物言わぬ不吉なジャケ。これは管理人のダークエレクトロ初体験アルバムでして、 ああやっぱりスキニー・パピーの遺伝子を正しく受け継いだ人なんだな〜と感心しました。 ゴスゴス・ドロドロのシンセサウンドが支配する暗黒＆深刻な世界観、ガシガシ・ドスドスと打ち付けるインダス系らしいリズムトラックにノイズ、 そして何よりスキニー・パピーのオーガとマリリン・マンソンを融合したような凶悪ボーカルの存在。もうすげー、激しくウゲウゲ言ってます。 この界隈でもトップクラスの喉力ではないでしょうか？ スピード感もそこそこでアグレッシヴなアルバム前半、 ハードノイズや激烈ビートは影を潜め内省的なムードへと移行するアルバム後半と、曲調もなかなか多彩。 ごく一部メロディセンスが狙いすぎでクサい気もしますが、 バックミュージックがメロディアスで、曲がバッチリ印象に残るのが好感。なかなかの傑作ですね。 |
| 注目曲 ： #1 「 Golgotha 」 この曲は非常に気に入りました。シンセストリングスの暗黒美な旋律が素晴らしい。 |